【海外大就活・準備編】自己分析に役立つツール3選

 2021/05/07  2021/10/18

【海外大就活・準備編】自己分析に役立つツール3選

自己分析をやっていると、自分が何者かわからなくなったという声を海外大生から毎年のように聞きます。これは海外大生に限った話ではなく、国内大生も含め就活生あるあるの話です。今回はそんな自分が何者かわからなくなった、つまり自分を客観視できなくなったときに、役に立つツールを3つご紹介します。世の中のツールも上手く使いこなしながら、効率よく就活を進めていただければと思います。

自己分析に役立つツール3選

1.ストレングス・ファインダー2.0


ご存じの方も多いかもしれませんが、ストレングスファインダーは、アメリカのギャラップ社が開発した、才能を診断するツールです。世界中で2,500万人以上が受験しています(2021年4月末時点)。ストレングスファインダーは才能が34の資質によって構成されていると考えており、Web上で177個の質問に答えると、34の資質のうち、強い資質上位5つを診断結果として教えてくれます。例えば、学習欲、慎重さ、回復志向、分析思考、責任感といったぐあいです。これらはあくまで資質であって、必ずしも強みではありません。時としては弱みにもなります。自分自身にどんな資質があるか理解し、どのような行動をとるかが将来の成功に繋がります。自分の強み・弱みや特徴を客観的に把握することに有効なツールです。

2.エニアグラム

(出典:診断サイト「ホイミー」|エニアグラム https://hoyme.jp/eniatest)
次にご紹介するのがエニアグラムです。エニアグラムは古代ギリシャを起源とする説が有力ですが、はっきりとした起源は分かっていません。現代に知られているエニアグラムは、1960年代に作られたもので、1970年代頃からアメリカで注目され、世界中に広まりました。エニアグラムは人の性格を9つのタイプに分類しており、90個の質問に答えることで、自分がどの性格タイプが強い人間なのか診断してくれます。エニアグラムを通じて、自己を理解することで、自分の何を伸ばし、何を改善すべきかがわかります。また、適職診断もできるため、どんな仕事が自分に合っているのか知りたいという方にもおすすめです。

3.エムグラム

最後がエムグラムです。エムグラムは株式会社mgramが運営する性格診断ツールで、世界各国900万人以上に利用されています。特徴的な点が、105問の質問に答えることで、性格要素のうち特徴的な8つをハッシュタグ化して診断結果を抽出する点です。また、8つの性格に加え、8つの才能についても診断してくれます。さらに、有料になりますが、適職診断機能も有しています。先に紹介した2つのツールに比べ、カジュアルなUIなので、学生の皆さんは面白く感じるかもしれません。まず手始めにやってみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は自己分析に役立つツールを3つご紹介しました。皆さんご存じの通り、診断結果が全てではなく、良い自己分析のためには、自分自身が思考する他はありません。あくまで自分で思考する材料、参考として活用してみてください。客観的視点が増えて面白いかもしれませんね。