まずはこれ!海外大生×コンサル内定者推薦図書

FEATURED  2021/05/07  2022/07/08

まずはこれ!海外大生×コンサル内定者推薦図書

海外大生の人気の職業であるコンサルタント。英語を使ってグローバルに活躍できることや、経営課題や日本経済に向き合えること、大きな収入を得られることといった理由で志望している方が多いようです。これまで多くの内定者と話をしたり、ES添削やケース面接対策をしたりしてきましたが、内定者が活用していた参考書は概ね同じでした。面談の中で推薦図書を聞かれることが非常に多いので、今回は海外大生×コンサル志望者が必ず読むべきといっても過言ではない参考書を5冊ご紹介いたします。

まずはこれ!海外大生×コンサル内定者推薦図書

早速、結論から。コンサル内定者推薦図書はこちらの5冊です。
①現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート―「6パターン、5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!
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②東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」
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③地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
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④戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策
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⑤過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題
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①②について

少し解説をしますと、①②(表内の左の2冊)は初級~中級編で、こちらをやりきれば外資系総合コンサルまでは対応できます。フェルミ推定とケース面接の例題が非常に多く収録されており、この2冊で十分な練習ができます。また、ケース面接の流れが会話形式で載っていて、必要最低限のフレームワークも収録されているので、ケース面接対策が初めてという方にも安心しておすすめできる2冊です。コンサルタントを目指す方はもちろんですが、ロジカルシンキングは今や多くのビジネスパーソンに求められる必須スキルですし、最近では総合商社の選考でもケースが出ますので、コンサル志望ではない皆さんにも一度は手に取っていただきたい書籍です。

③④⑤について

③④⑤(表内の右の3冊)は上級編で、①②の参考図書にも掲載されています。①②に比べると、問題や解法が難しい傾向です。全部をやることは必須ではないものの、戦略コンサルの内定者は①②を完璧に理解したうえで、③④⑤のような上級編に取り組んでおり、なかでも③④⑤はよく読まれているようです。戦略コンサルを目指す方、より発展的に対策をしてみたい方にはおすすめの3冊です。

ケース対策をする際の注意点

推薦図書ということでご紹介すると、受験勉強のようにガリガリ勉強してしまう方がいますが、それでは回答を覚えただけになってしまい、ケース面接中にコンサルタントに見透かされてしまいます。ケース面接は皆さんがいかに対策をしてきたかではなく、コンサルタントとして必要な考える力や問題解決能力があるかを評価するものです。その本質を忘れないようにしましょう。
また、最近ではコンサルタントが人気職になり志望者や在職者が増えてきたことや、企業の課題がより複雑になってきたこと、企業が元コンサルタントを採用し内製化を進めていることなどから、ただ賢いだけでは務まらないことも増えてきました。特に経営コンサルを担う場合は、これまでのロジカルシンキングや課題設定力、提案力などに加え、企業の様々な具体的な課題を抽象化して一枚の絵にするスキルや、ワクワクするようなビジョンを描くクリエイティビティが求められるようになっており、ケース面接の対策する際も抽象化することや、自分のオリジナルの意見・視点を持つことを意識して取り組むことが重要です。

よくある失敗例

・答えを覚えただけで、応用できない
・フレームワークを知っただけで、使いこなせない
・抽象的に問題を捉えられず、すぐに具体案に飛びついてしまう
(考える力が養われていないと、不安で具体に走ってしまう)
・(特に戦略コンサル)回答がつまらない、オリジナリティがない

有効な対策

・知った解法・フレームワークが日常に応用できないか考える
・抽象と具体を使い分ける癖をつけるため、ビジュアライズする
(参考図書:「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問)
・模範解答を見ながら、自分だったらどう答えられるか、自分の経験を交えたら何と言えるかなど、オリジナリティを+αする

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はケース面接対策を始める方向けに、海外大生のコンサル内定者がよく使用している参考書をご紹介しました。ケース面接対策というと、真っ先にパートナーやバディーを探す方もいますが、まずは今回ご紹介した推薦図書をベースに、個人スキルを十分に高めましょう。

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