2021/05/07 2021/10/18
海外大生の就活において、海外大生を大きな悩みの1つがWebテストではないでしょうか。毎年もっと早く対策をしておけばよかったと後悔する方が一定数います。あとで困らないように、まずは早めに知るところから始めましょう。
Webテストは、ほぼ全企業が選考の前か選考の途中に何かしらの形で実施しており、自宅PCや試験会場で受験します。WebテストはSPIやGAB、玉手箱など10以上の種類があり、概ね「言語+非言語+性格+英語」で構成されています。表にまとめると以下のようになります。
基本的には義務教育を前提とした内容になっているので、海外生活の長い海外大生の方は、言語・非言語ともに苦労する印象です。
また、Webテストは回答時間が細かく設定されており、スピードが重要なため、大学から海外大の方でも、普段日本語を読みなれていない方は、そのスピードに苦労する印象です。(特に読解)
一方で、日本で義務教育を受け、日本の大学受験(極端に科目を絞った受験を除く)を目指し、日本の高校で満遍なく勉強していた海外大生の方は、あまり苦労しないようです。
そもそもなんでWebテストを行うんでしょうか。Webテストの目的は、大きく以下の3つです。
①満遍ない基礎学力の確認
②面接定員数までの絞り込み
③企業とのマッチング
①②は解説するまでもないですが、③に関しては少し解説します。皆さんの性格診断結果が出る(波形で表されることが多い)と、企業はこれまでの内定者(入社者)の診断結果と比較し、大きくずれた結果を示した学生を企業にマッチしていないと判断します。そして、面接結果と総合的に判断し、合否を決めます。また、性格診断の回答がぶれている・矛盾している場合は、虚偽回答として扱われてします。
さて、肝心な対策についてですが、一番の良策は志望する企業がどのWebテストを導入しているか調べ(ググれば、ある程度すぐにわかります)、対策本を1冊やりきることです。これで概ね問題ありません。最近ではアプリもたくさんリリースされているので、隙間時間にアプリで勉強する海外大生も増えています。
しかしながら、海外にいると対策本がすぐに手に入らないといったことや、まだ明確に志望先を決めていないのでまずは基本を知りたいといったこともあると思います。そういう時は、「StudyPro|SPI無料学習サイト(https://saisokuspi.com/)」がおすすめです。似たものを含めると全体シェアが過半数となるWebテスト「SPI」をメインに、その形式の説明から、例題、解説と丁寧にまとめられています。冒頭お伝えしたように、まずは敵を知ることが重要ですから、一度目を通してみてはいかがでしょうか。