【海外大就活・面接対策編】海外大生が面接でよく聞かれる質問と企業の評価ポイント part2

 2021/07/21  2021/09/17

【海外大就活・面接対策編】海外大生が面接でよく聞かれる質問と企業の評価ポイント part2

海外大生が面接でよく聞かれる質問と企業の評価ポイントpart1』に続いて、part2では日本の学生も共通してよく聞かれる質問の背景と目的について解説します。

海外大生が面接でよく聞かれる質問と企業の評価ポイント part2

日本の学生と共通してよく聞かれる質問

細かく言えば、もっとたくさんのよく聞かれる質問がありますし、同じ回答を求める質問の中にも数多くのバリエーションがありますが、今回はなかでも海外大就活においてよく聞かれる質問を5つピックアップしました。
「一を聞いて十を知る」という意味で、質問の背景と目的を理解して的確に回答する参考としていただければ幸いです。(海外大就活はハードな勉強と並行して行うため、いかに効率良く進めるかが重要です。)

■ 日本の学生と共通してよく聞かれる質問
1. 学生時代に力を入れたことは?
2. これまでで⼀番⼤変だったことは?挫折したことは?
それをどう乗り越えたのか?
3. あなたの強みは?(自己PR)+弱みは?
4. どんな時にモチベーションを感じるか?
5. チームワークを発揮した経験はあるか?

質問の背景と目的

1. 学生時代に力を入れたことは?

ガクチカは「学生時代一番力を入れたこと」の略です。その意味から、ただ単に学生時代一番力を入れたことを答えればいいと思うかもしれませんが、それだけではありません。一番力を入れたことですから、何かしらの困難・問題を乗り越えているはずです。その困難・問題をどう乗り越え、どんな結果を残し、そこから何を学び、どんな自分なりの問題解決のスキームが身について、その学びとスキームを持ってすれば、社会人になって困難にぶつかっても同じように乗り越えられる(あるいは乗り越えようとアクションできる)ことを伝えなければなりません。それは学生時代の経験を再現性を持って社会人で生かせることと言い換えることもできます。つまり、具体的な学びを抽象化するということです。また、同じように取り組んだ別のエピソードを添えることで、さらに再現性の高さを面接官に伝えることができます。そうすることで、面接官はその学生が社会人になっても成果を出せる人物や、困難を自ら乗り越えようとできる人物であると評価することができます。以上から、ガクチカの目的は「学生時代の成功体験の再現性の高さを伝えること」と言えます。さらには「ある経験から得た学びを抽象化して身につけ、それを他の物事に対して応用できる力を伝えること」とも言えるでしょう。

【参照】ガクチカ・自己PRの書き方の本質

2. これまでで⼀番⼤変だったこと/挫折したことは?それをどう乗り越えたのか?

「挫折」と聞かれて、「いや、ないなぁ。。」と思う方もいると思います。筆者も特にありませんでしたし、海外大生と面談していると挫折がなくて困っている方が時々います。そんな時は、人生で一番しんどかったことや失敗したことと置き換えて考えてみるといいでしょう。あとは以下に記載している、この質問の背景を押さえた答えを用意すれば問題ありません。

この質問の背景は、学生が以下の3つの要素を持っているか知るためです。
①挑戦心
②精神的な強さ
③回復志向

①は挑戦しなければ、大変さや失敗、挫折はない訳ですから、高い目標を掲げて努力できる人か(海外大に進学した時点で多くの学生にとっては挑戦なので、企業は海外大生を採用したいんですよ。)
②は大変だった経験や挫折した経験において、心折れることなく取り組めたか
③はガクチカに似ていますが、過去の大変だった経験を将来にポジティブに生かせるか
といった点を見ています。
一度スクリプトを書いてみて、これらの様子を満たしているか確認することをお勧めします。

3. あなたの強みは?(自己PR)+弱みは?

自己PRは過去の経験から自分のどんな部分が強み・長所と言えるのか、あるいは、過去の経験からどんな強み・長所が身についたのか、そしてそれはどのように企業や事業に貢献することに役立つのかを述べるものです。また、ここで記載する強み・長所は企業が採用ページに記載している求める人物像に合致したものであることがベストです。チームワークを求める企業に個の強さをアピールしても当然マッチ度が高いとは感じてもらえません。そういう意味で、就活は恋愛とよく例えられます。また、自己認知する力があるかどうかも見ています。自己認知力が高いことは、社会人になってからの本人の成長性や能力開発のためにポジティブな要素になります。自分のことが分かっている人は自分で強みを伸ばしたり、弱みを克服・気を付けることができたりしますよね。

【参照】ガクチカ・自己PRの書き方の本質

4. どんな時にモチベーションを感じるか?

この質問は主に以下の2つを目的に聞いています。

①学生が自身のモチベーションの源泉を自覚しているか確認したい
これは上の強みの背景に似ており、自己認知力を見ています。自身のモチベーションの根源について理解している人であれば、主体的かつ自発的に仕事をしてくれ、多少きつい時も自分のモチベーションに感じる部分を見つけて踏ん張り、頑張ってくれる人物だと判断することができます。

②モチベーションに感じる部分と仕事内容が合っているか確認したい
例えば、就活生Aさんが大学でサッカーをしていて、チームで勝つことはもちろんだが、それ以上に自分がゴールを決めることにモチベーションに感じる、我の強いフォワードだとします。そんなAさんがチームワークを発揮しながらチームで成果を出すことを重視する企業と、毎日毎月個人の営業成績を競い合う企業を受けたら、どちらの方が内定を獲得できそうでしょうか。もうお分かりだと思いますが後者です。ここがきちんとマッチングできていると、企業側からすると長く活躍してくれる可能性が高い、働く側からするとイキイキと働ける可能性が高いと言われています。

5. チームワークを発揮した経験はあるか?

最後はシンプルです。チームワークを求められる業務が多い企業は、当然ながらチームワークを発揮できる人材を求めるので、この質問で確認します。また、様々なステークホルダーを巻き込んで、ビジネスを牽引していくことが求められる総合商社やデベロッパー、最近ではチームで働くことが増えたコンサルでは、チームワークに加え、リーダーシップが求められることもあります。自分がチームにどんな影響を与え、チームとしての成果を残せたのか語れるように準備をしておきましょう。

まとめ

今回は、海外大生が日本の学生と共有して面接でよく聞かれる質問の背景と目的についてご紹介しました。面接でよく聞かれる質問に関しては、事前にその背景と目的、評価ポイントを理解した上で、スクリプトを用意しておきましょう。そして、模擬面接を通じて、突発的な質問であっても、その質問の意図をくみ取って返答できる練習をしておきましょう。
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